「安達としまむら」全巻読書レビュー
こんにちは、華奈です。
今回は「安達としまむら」の読書レビューになります。
2020年10月よりアニメ化され、視聴したところハマってしまいました。
現状で販売されている原作ライトノベル9巻まで読み終えたので感想を含めレビューしていきたいと思います。
さっくりと内容を説明すると、安達としまむら2人の女子高校生の青春ストーリーとなっています。
軽度の百合要素はありますが、深い絡みは現状ないので苦手な人も読んでいけると思います。
○安達とは
この話の主役の1人である安達です。
安達は幼少期から人と関わることを避けて過ごしてきました。
親にも本音が言えず、友達も作らず、何事にも希望を持たない人生でした。
その安達がしまむらと出会い、新しい感情が生まれます。
その感情に葛藤しながらも全力で行動する様子は心が温まります。
○しまむらとは
もう1人の主人公のしまむらです。
彼女は安達とは違い、幼少期は明るく元気いっぱいでした。
しかし、成長していくにつれて人との関わりに疲れてしまいます。
高校生のしまむらは明るく人当たりも良く見えますが、基本的に人に興味を持たず表面上の付き合いをしています。
そんなある日安達と出会い、人と関わることで磨耗していく自分を感じながらも、変化を望みます。
誰しもが一度は悩む人間関係について葛藤している様は心に訴えかけてくるものがあります。
○安達としまむら
人間関係において、どこか歪さを持つ2人が関わり合い成長していきます。
話の流れとしては安達はしまむらに好意を持ち、同性の壁を理解しつつ隠しながら接していきます。
しまむらは薄ら好意に気付きつつも、人に干渉しないため深く考えず行動を共にします。
2人の気持ちはなかなか交わらず、人間関係の難しさを感じさせます。
徐々に近づいていく2人の気持ち、悩み、葛藤は間違いなく心が揺れます。
アニメ化され、現在波に乗っている作品ですので興味がある方は是非手にとって見てください。
文章が苦手な方は漫画化もされているのでオススメです。