Reading impression 〜かがみの孤城、読書レビュー〜
こんにちは、華奈です。
今回は「かがみの孤城 作者:辻村 深月」を読んだ感想になります。
基本的にネタバレは避けて興味を持って読んだ方が楽しめるようにしていきます。
<本の概要>
主人公は中学生の女の子です。
学校で居場所をなくして閉じこもっている時、部屋の鏡が光出します。
鏡をくぐると、その先は城のような不思議な建物でした。
城には似たような境遇の子が主人公を合わせて7人集められました。
不思議な城と7人の少年少女が物語を紡いていきます。
<一言感想>
物語ってすごい。
<読書のススメ>
辻村深月さんは少年少女が主人公の作品が多く、どれも読みやすいため個人的に好きな作者さんです。
この本も含めて難しい表現や言葉も少なくスラスラと読めるようになっています。
大人が読んでも楽しめますし中学生が読んでも楽しめる内容となっています。
時代が変わっても誰にでも悩むこと、辛いことがあります。
「助けて」と言えないことも、どうしたらいいか、何が正解なのか、わからなくなることもあります。
誰もが1度は経験するであろう辛い瞬間に主人公は今生きています。
人生って過酷だな、と思わされますが最悪な人生ではありません。
私たちも同じだと思いませんか?
助けてくれる誰かが、きっといます。
そう思わせてくれる心温まる作品です。
気になった方は是非、読んでみて下さい。