十三機兵防衛圏 クリアレビュー ネタバレなし
こんにちは、華奈です。
みなさんゲーム楽しんでいますか?
今回は十三機兵防衛圏のクリアレビューをしていきたいと思います。
(以下、写真)
2019年11月28日に発売されたアトラス×ヴァニラウェアの黄金タッグの『十三機兵防衛圏』
2020年3月現在でも、まだまだ盛り上がっているゲームの一つです。
一言で感想を言うと、これぞアドベンチャーゲーム!という感じです。
深く語りたい気持ちもありますが、感動を味わっていただきたいのでネタバレなしでいきます。
<完成された物語>
正直、圧倒されました。
13人の主人公たちと、その周りの人々が複雑に絡み合い物語が進んでいきます。
一見、よくわからないことも後々になって、しっかりと繋がってきます。
素晴らしいのが、複雑に絡み合っているにもかかわらず話がごちゃ混ぜにならないのです。
よくあるのが話が膨らみすぎて、どこがどう繋がっているかわかりづらいことです。
そのようなことがなく物語の構造が理解しやすく頭にストンと落ちてきます。
また物語はしっかりと完結するので後味の悪い思いは基本しないと思います。
<個別の3つのパート>
・崩壊編 (シミュレーションバトルパート)
・究明編 (アーカイブス)
十三機兵防衛圏がこの3つのパートに分けられています。
基本は追想編で物語を進めていきます。
ある程度まで進めていくと崩壊編を進める必要が出てきます。
シミュレーションバトルは機兵に乗って戦うパートになります。
固有スキルやアビリティなど、このパートだけでも楽しめるようになっています。
私はあまりシミュレーションゲームは得意ではないので難易度を低く設定しました。
物語は気になるけど戦闘は苦手という人でも安心してプレイできます。
逆に難易度を上げて楽しむのも、やりがいがありそうです。
このパートは一見、追想編と関係ないように見えますが物語の重要な部分を担っています。
繰り返し挑戦できるので最初は気楽にプレイしていくのがいいと思います。
究明編はいわゆるアーカイブです。
少し変わっているのが、物語が進むにつれ手に入るアンロックポイントを使って情報を開示することができます。
自動で解放されるものもありますが、このポイントを使って自分が気になる情報を優先して知ることができます。
これが、なかなか楽しくてポイントが手に入るたびに覗きたくなるパートとなります。
<美しい横スクロール>
物語の中核を担う追憶編は横スクロールで進行していきます。
この横スクロールが美しく、2Dグラフィックであるのにもかかわらず奥行きもしっかりあり
古臭さなど微塵も感じさせません。
その2Dグラフィックの世界観を壊すことなく、人々が自然に動き会話していきます。
会話中によくある吹き出しもなく、本当に自然に会話しているようにみえます。
十三機兵防衛圏は複数の時代を行き来するのですが、時代ごとの作り込みが素晴らしいです。
時代の違う同じ場所を見たときのなんとも言えない気持ちは是非みなさんの目で確かめて欲しいです。
<まとめ>
ここまで褒めてきましたが、逆に残念な点を上げます。
・遊べるハードがPS4だけ
これは仕方のないことですが遊べるハードが限られています。
すでにPS4を持っている人であれば問題ないのですが、ない場合はハードルになります。
かなり人気のゲームなのでパソコン版などを期待したいところです。
・戦闘が少し短調
これは私が難易度を下げたことも影響してくるとは思います。
固有スキルやアビリティ面に関しては文句はなく自由度が高いと思います。
機兵はいいのですが、敵の見た目が大型でなければ点のようなものだけです。
もう少し敵を倒している感が出るようにグラフィックが欲しかったです。
後半、戦闘の処理が重いので難しかったのだと思いますが、いい作品だけに望んでしまいます。
・時間泥棒
残念な点なのに褒めてすみません。
しかし、これは事実で2Dグラフィックということもあり目が疲れにくいです。
また物語も進んでいくうちに引き込まれていくので、やめ時がわからなくなります。
中盤くらいからは気になって他のことが手につかなくなるので要注意です。
総評として気になっている方はプレイして損はないです。
オンライン要素はないので急いで買う必要はないと思いますが人気すぎてネタバレが各所にあるので注意です。
余韻を含めてゲームを楽しみたい人は早めのプレイを推奨します。
無料体験版もありプレイデータを製品版へ引き継ぎもできるので重い腰が上がらない方は試してみることをおすすめします。
以上、私の個人的な感想になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。